僕が歩くと、AIも旅を覚える - When I Walk, the AI Learns the Journey
Switch to English For my international friends: Please click the button below to read in English. 僕が歩くと、AIも旅を覚える 箱根湯本への登り 「バッグを直したら、歩けなくなった」の記事では、こう言った。 "今回の最大の間違いは、一つのバッグに防水、収納、行動中の出し入れ、トレーラーへの固定まで全部やらせようとした点にある。" それで今回はバッグを下側のダッフルと上側のポーチに分けた。これによって、タイヤがバッグを擦る悲鳴を一度も聞かずに84kmを歩き切れた。 旅の間ずっと考えたことがある。旅におけるそれぞれの要素の役割と、その適切な配置の重要性は、実はバッグだけの話ではないということだ。 2日目の昼、柳島しおさい公園の東屋で昼寝をしながら、ヒップバッグのことを考えていた。歩いている最中は気にしなくても、休憩時に外して歩くと動きがかなり軽く感じた。それは、「これは本当はこの場所になくて良いのではないか?」という疑問を起こさせた。移動中に本当に身につけるべきものは何か?タイミングを外すと困るもの ── つまりスマホだけだ。カメラもドリンクもその他の小物も、止まってから取り出せばいい。身体には緊急のものだけ。トレーラーには残りの全部。トレーラーの積載バッグで学んだ役割分離が、身につける装備にも適用される。 そして役割が分離されたのは、実は装備と僕の間だけに限らなかった。AIチームと僕の間でも、同じことが起きていたことに気がついた。 この旅の前に、リンとこんな話をしていた。 町田から境川沿いに南下して小田原へ。ざっくりとした方向を伝えると、リンは3日分のルートと野宿候補地をいくつも挙げてきた。その選び方を見ていて「これ、ベトナムやフィリピンでも同じことができるんじゃないか?」そう彼女に聞いた。 リンに投げたアイデアはこうだ。朝、現在地と「今日は西へ25km」と伝える。リンが地形とマップから野宿候補地を3つピックアップする。僕が現地でテストする。夜、結果をフィードバックし、パルが知識ベースとして構造化する。リンはこれを「野...