翻訳実験の第一弾 - The First Release from the Translation Experiment
Switch to English For my international friends: Please click the button below to read in English. 翻訳実験の第一弾 The First Drifters 英訳第一弾 『The First Drifters』 をリリースできた。 Amazon.com にも登録できて、これで海外の読者にも届く入口ができた。 On Amazon US この事自体は、もちろん嬉しい。 しかし僕が最も満足しているのは別のところにある。 今日では、マニュアルや技術文書の翻訳ならAI翻訳ですぐにできる。 ところが文芸書の翻訳はそうはいかない。 感情や感覚、歴史や文化まで考えなければならない。 それを扱える自動化システムは、まだない。 だからこそ、僕は「自分で自分のコンテンツを翻訳する」と大見得を切った。しかし、実際にやってみると簡単ではなかった。AIシステムの改善、翻訳ワークフローの構築、各工程の明文化。毎日、AI達の厳しい指摘に心が折れそうになりながら、一つずつ調整していった。 その結果として、英語版第一弾を出せた。 僕にとってこれは、単に本を一冊出したというだけではない。 設計したプロセスが、現実の本を生み出せるところまで機能したという確認だった。 だが、ここまでは、ある意味では想定通りだった。 僕は英語をまったく読めないわけではないし、文化的な違いもある程度理解している。だから、設計したシステムが機能しているかどうかを、自分の感覚で確認できた。 このシステムが本当に有効なのかどうかは、その先にある。 自分がほとんど読めない。 文化的知識が少ない。 そんな言語に対して、この翻訳システムが通用するのかという問題だ。 次の候補としてまず考えているのは中国語だ。 読者の多さだけでなく、削ぎ落とした文体との相性も良いはずだ。 僕の本のテーマに関心がある人が多い、ヨーロッパの言語もある。 だが、僕が本当に試したいのはさらにその...